新型コロナウィルスというパンデミックをうけて、株式投資をはじめる方が増えているようです。
実際に証券口座の開設がいつも以上に多かったと聞きます。コロナ禍で大きく株価が全体的に下がりましたが現在ではむしろ伸びていて利益を獲得した人もいたでしょう。でも株価は乱高下をすることもあるのでその際に損失をした方もいると思います。今回は「退場」についてみていきます。個人投資家の退場率はどのくらいなのでしょうか?
■1・2年で退場する?!
実際の個人投資家の8割、9割の人が約1、2年で退場してしまうという話もあります。
個人投資家の8割強は損失していて利益を獲得できていないということもよく言われています。
そうなると退場率と考えると90%となります。なんと退場率が高いのでしょうか…。
ただ、投資にはいろいろなスタイルがあります。中長期の資源、重厚長大では1、2年では含み損になっていてもコツコツと投資額を積み上げていれば、それなりに利益を積み上げている方もいます。退場してしまうのでハイリスクな取引や短期的な利益を求める人も含んでいるという内容では
ないでしょうか。
実際の長期投資・資産運用としてちゃんと投資対象を選び運用をしていれば退場率はガクっと下がると思っています。
負ける人の特徴とは?
他の記事でも記載しているかもしれませんが、やはり負けて退場してしまう投資家の傾向ですが、多くの個人投資家が少し儲かったら利益はすぐに確定する。株を買って損失が出ても損切りができず、含み損を抱えた塩漬け株を抱え込んでしまうからでしょう。
塩漬けで買い増しをしないで放置は退場とほぼかわりません。株式投資は、あくまで「資産運用」です。
ギャンブルのように当たれば何倍にもなるような買い方ではなく基本的に成長し続けていく銘柄にコツコツを長期的に投資をすることが大切だと思います。株式市場も世界経済・企業は基本的には成長する為に動いているので長期的には勝率がプラスになると思います。
まとめ
株式投資を行い、退場しないためには短期での過大なリターンを求めずに長期的な視点で慎重に銘柄を選んでコツコツ投資をしてくことが重要でしょう。慎重な心構えを持っていれば、株式市場からの退場も防ぐことができるのではないでしょうか。