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企業分析-株式会社KADOKAWA(9468)

企業分析-株式会社KADOKAWA(9468) サムネイル

今回は出版最大手でありそして、日本最大級の動画サービス、ニコニコ(niconico)を運営するドワンゴを傘下にもつ株式会社KADOKAWAの企業分析を簡単に行っていきたいと思います。

株式会社KADOKAWA(9468)の事業全体像

株式会社のカドカワは、2014年にKADOKAWAと、ニコニコ動画を運営するdwangoが経営統合し設立されています。KADOKAWA社は大きく書籍・アニメ・ゲーム・教育という事業に分けられています。 角川書店もKADOKAWA社が運営をしています。

IPクリエイション事業(出版)

IPクリエイション事業では出版を KADOKAWA社は毎年約5,000点の新刊書籍と雑誌を刊行しています。文芸からコミック、雑誌など幅広いジャンルで展開をしています。あらゆる分野での本を出版している点が一つの魅力でもあります。


IPEx事業領域(アニメ・ゲーム・映像)

IPEx事業領域では、 アニメ、映像、ゲーム、ライツ、イベントなどを手掛けています。こちらも幅広く、ヒット商品が多くアニメにおいてはオリジナルでも他社原作も多数手がけながらゲーム化、海外配信なども行っています。

他にもeスポーツ総合情報メディア「ファミ通AppVS 」なども運営をしています。

コトビジネス・インバウンド事業

コトビジネス・インバウンド事業では、商業施設や体験型エンターテインメント施設、レストラン運営などインバウンドをターゲットとしたサービス展開を行っています。

ところざわサクラタウン

埼玉県所沢市に所沢市と共同でみどり・文化・産業が調和した複合施設「ところざわサクラタウン」を開業しています。施設内にはデジタル印刷設備を備えた書籍製造・物流工場も設備されているようです。 一般財団法人 角川文化振興財団が運営する「角川武蔵野ミュージアム」もあり他にイベントホール、ホテル、レストラン、ストアなどがたくさんあります。ホテルにはKADOKAWA社ならではのアニメキャラクターに囲まれた部屋などに宿泊することもできます。

成田アニメデッキ・九州アニメデッキ

成田国際空港第2旅客ターミナル本館2階にアニメをテーマとした物販と飲食による体験型エンターテインメント施設「成田アニメデッキ」を運営しています。

レストラン INUA

東京・飯田橋にインバウンド事業推進の一環として、世界中から訪日される方々を最高のホスピタリティでお迎えするレストラン事業 INUA」 を運営をしています。

ニコニコ(niconico)

グループ会社であるドワンゴが運営する日本最大級の動画サービスニコニコ動画。

<ニコニコ動画の数値>

ネットの世界をリアルに再現した「ニコニコ超会議」や世界最大のアニメソングイベント「アニメロサマーライブ」といったイベント主催なども行っています。

教育事業

■N高等学校・S高等学校

教育事業として、KADOKAWAとドワンゴは 学校法人角川ドワンゴ学園としてインターネットと通信制高校の制度を活用したネットの高校を運営しています。2016年4月1日に開校 しています。好きなときに、好きな場所で学習効率的に高卒資格を取得可能ということが特徴的です。

KDOKAWAグループ全体としてはグローバルに展開を継続して行いより書籍含めたDX化を目指していくようです。

業績について

今回はKADOKAWA社を2021年3月期第2四半期決算から見ていきます。

S高ではVRを活用した最先端の教育を進めていくようです。

株主還元(配当)については継続して行っていますが、計画では配当が上がるようです。長期投資家にとってはプラス要素です。

<株価>

KADOKAWA社の株価は1,500円程度を推移していてコロナ禍で一時1,000円を割り込むかというところまで下がりましたが、現在は回復し約3倍の3,500円(2021年1月時点)まで上昇をしています。eスポーツ関連銘柄としても少々注目されているようです。

3C分析

今回はKADOKAWA社を3C分析で見ていきたいと思います。

Customer(市場・顧客)

書籍・本業界は現在売り上げが伸び悩んでいます。ただその分電子書籍の売り上げが伸びてきています。決算説明書を見ても電子が伸びています。これは出版業界がDXに移行しなければいけないというタイミングではないでしょうか?2019年のデータでは出版市場では紙が4.3%減、電子が23.9%増と衰退と発展はわかりやすく数字にでてきています。

Competitor(競合)

出版社として競合を考えると講談社や小学館などになってきますが、映画などになってくると東宝やSONYなども競合となってきます。ただ出版から映像、アニメゲームなど多角に行っている企業はほとんどいないでしょう。

Company(自社)

KADOKAWA社は他の出版社に比べても多角的に事業を展開しているのが強みです。(グループ会社含む)コンテンツ発信として書籍だけではなく、ゲーム・アニメ・映像などにできる点が魅力的です。国内だけではく海外展開に積極的でアメリカにも支社があります。

また出版市場で紙が衰退しているの中でDXに取り組もうとしている部分は良いでしょう。

まとめ

コンテンツ発信の総合的なメディア企業として確立しているKADOKAWA社。今後はいかに海外展開に力を入れていけるか。そして掲げているDXにどのくらい取り組んでいけるのかが重要なポイントだと思います。

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