企業分析

企業分析-株式会社ブイキューブ(3681)

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今回はWEB会議システムで国内シェアNO.1である株式会社ブイキューブ(3681)の企業分析を簡単にしていきたいと思います。

株式会社ブイキューブ(3681)の事業全体像

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ブイキューブ社はWEB会議・テレビ会議などクラウド型のシステムをサービス提供をしている企業です。事業としては、WEB会議システムの「V-CUBE」シリーズを販売しているエンタープライズDX事業やイベントなどのオンラインシステムに特化したイベントDX事業、テレワークに必要不可欠な個室ワークブース 「TELECUBE」 を展開するサードプレイスDX事業の3つに分かれています。

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主力であるWEB会議では13年連続国内シェアNO.1を獲得をしています。WEB会議の日本市場をリードしてきたと言ってもいいでしょう。大塚商会と販売代理店として提携をしています。

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エンタープライズ事業には様々なソリューションに合わせてWEB会議システムを導入しています。遠隔教育・遠隔医療・遠隔採用など今主流になっているDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援をしています。

今後成長に期待するべき部分はイベントDX部分とサードプレイスDX部分です。最近では信託銀行と提携してバーチャル株主総会需要を取り込もうとしています。

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業績について

今回はブイキューブ社の2021年12月期第1四半期から見ていきます。

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売上はコロナ禍の影響もあり右肩上がりです。テレワークの普及が大いに追い風となっています。

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営業利益も大きく改善をしています。人件費が圧迫される心配があったようですが問題なく利益増となっています。

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セグメント別売上ですが、ほとんどがエンタープライズDX事業となっています。ただ伸びしろはイベントDX事業の方があります。

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WEB会議は今後横ばいが考えられますが、そのほかのイベントDX・サードプレイスDXで売上増を目指しています。

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エンタープライズ事業はある程度テレワークニーズも収まることも予想されるので今後大きく帯びる可能性がないかもしれません。他サービスで成長を目指します。

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イベントDXは製薬業界で行ったものを横展開をしていき、就職説明会や他株主総会にどんどん提供していく予定です。今年は約30%の成長率を目指します。

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サードプレイスはJR東日本が駅構内などに展開するシェアオフィスにブースを出展したりなど設置を積極的に行っています。こちらも約30%の成長を狙っていきます。

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配当も継続して増配をしています。コロナ需要での一時的なものもあるかもしれませんが利益還元してくれているのは個人投資家としては嬉しいでしょう。

<株価>

企業分析-株式会社ブイキューブ(3681) 株価

※2021年6月時点

ブイキューブ社の株価は、コロナ禍までさえない推移でしたが、コロナ禍でリモートワーク・WEB会議が注目されると一気に上昇しています。米国のZOOMに似たものでしょう。現在の株価は2,000円前後を推移しています。

3C分析

今回はブイキューブ社を3C分析で見ていきたいと思います。

Customer(市場・顧客)

ブイキューブ社が狙っている市場規模、イベントDX市場・サードプレイスDX市場がこちらです。

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イベントDX市場規模は約1,068億円でサードプレイスDX市場は約1,056億円となっています。それぞれも目標シェアを約353億円の3割強と約175億円の1割強をまず目標としています。コロナ禍を経てDXの波が急速に拡大しています。市場としては今一番の伸びしろではないでしょうか。

Competitor(競合)

Web会議・オンラインツールとしての競合は数多くあります。ZOOMやMicrosoft Temasなど海外勢のツールがまず競合となってきます。WEB会議サービスそのものは、ソフトウェアなので参入障壁は低いとされています。その為参入する企業もチラホラあるようです。国内ではWebEXを手掛けるシスコシステムズやLiveOnのジャパンメディアシステムなどが挙げられます。

Company(自社)

WEB会議システムという分野ではいち早くサービス提供をしてきたブイキューブ社。強みは運用歴が長いので、 ユーザー目線での開発や優れた技術の活用などにより、様々な高品質で使い勝手の良いサービスを提供している点です。WEB会議サービスで売上積みながら オンラインからオフラインへマーケットチェンジを進めるアプライアンス事業を行っているのも今後の展開としては面白そうです。

まとめ

WEB会議はある程度認知度も広がり、国内シェアも獲得しているので次の収益柱を育てられるかどうかが今後も注目されるところでしょう。イベントDX・サードプレイスDXでどの程度シェアを広げられるか。期待していきたいところです。

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