株ゼロコラム

2020年米国株式市場はどうなるのか?

2020年米国株式市場はどうなるのか?

2020年も早いもので、1か月を過ぎようとしています。年始早々にアメリカとイランの対立により株価は大きく下げました。また現在は新型肺炎コロナによる要因で株価を大きく下げております。外部要因が出てきては消え、出てきては消えてという繰り返しとなってます。そんな2020年ですが、米国株式市場はどうなっていくのでしょうか?

2020年の米国株相場について

やはり2020年の最大の注目イベントは大統領選挙です。トランプ大統領が再選をするのか。市場としてはトランプ氏が再選を目指す限りは上昇余地はあるのではないでしょうか?
Twitterの発言で市場に混乱を与えているトランプ大統領ですが、政策自体は結果的に米国株市場にプラス要因が多いと思います。

だいたいは、通常大統領選挙の半年前になると政策を実施することはあまりなく現在景気がいいことも考慮すると春先までは株式市場はいい状態で上昇するのではないかと思います。

一時期米中貿易摩擦でマーケットは不安心理が働き荒れていましたが、第1段階の合意が近いと観測が広がり不安心理が和らぎました。
仮に再び米中貿易での不安心理が起きたとしても、第2段階・第3段階合意が近いと発表することで不安心理を抑えることもできるのではないでしょうか?

トランプ大統領が再選したらマーケットはどうなるのか?

トランプ大統領が再選をした場合は、マーケットに好影響を与えると考えていいでしょう。理由は、トランプ氏は米国経済を押し上げる政策を一貫しているからです。
金融緩和や財政改革などです。すべては雇用の拡大と失業率低下につながっていて
それが個人の消費を上げ最終的に市場が伸びていくという流れです。

大統領選挙を控えているというものも含め、2020年の米国株は年間を通して大きく下落する可能性は低いと考えてもいいでしょう。ただ、比較的早いタイミングでの調整リスクがある可能性はあります。
その為、年末比でみた上昇率はそれほど高くないかもしれません。
この予測したシナリオ通りに米国株式市場がなった場合、日本株はどうなっていくのでしょうか?2020年も株式市場は楽しみです。

※あくまで個人の見解です。参考にしていただけたら幸いです