株式投資のやり方には様々な方法があります。特に株式投資初心者はあれもこれもと色々試してしまうもの。今回は初心者であれば注意すべき投資方法について解説をしていきます。
注意すべき投資方法
損切りをしない
損切りとは、ある一定の損をしてしまったらそこで売却をして損を確定するという方法です。いわば強制的にでも損切りをしたほうがいいのですが、それを行わないということです。損切りができないと大きく損をして取り返しがつかないというパターンになってしまいます。まずは損切りのルールを明確に決めていきましょう。また損切りだけではなく利益の確定のルールも自身で決めておくといいでしょう。
塩漬けをする
保有した株式をいつまでも持ち続けることを塩漬けといいます。塩漬けしてしまう理由は、「損を確定したくない。」ということからです。「いつか上昇するだろう。」と思い続けて塩漬けにするので、何か月・何年も売らずに保有してしまいます。そうなると資金効率が悪くなり投資のパフォーマンスが悪くなります。そうならない為にもやはり損切りをすることが大切です。
全力投資をする
自己資金をどのくらい投資に回るのかは人それぞれですが、基本的には余剰金で行うことが理想です。一番初心者がやってはいけないのが、全財産株に投資をすることです。全力投資はしないようにしましょう。少し損をしただけでも精神的にダメージを受けてまともな取引ができなくなることがあります。余剰金であれば心に余裕があるので冷静に取引をすることができます。
集中投資をする
集中投資とは、1つの銘柄・企業に入れ込んで、投資資金を全てそこに投資することです。それはあまりやらないほうがいいでしょう。理由はリスクが高くなるからです。その保有株が急落すると大きく損をしてカバーできないからです。株式投資の格言で
「卵は一つの籠(かご)に盛るな」というものがあるぐらいで、いくつか分散させる分散投資をすることが大切です。1つの銘柄がダメでも他の銘柄でカバーできる可能性があるからです。保有数としての目安としては、3~5銘柄でいいと思います。
空売り(信用取引)をする
空売りとは、手元に持っていない株式を、信用取引などを利用して「借りて売る」ことです。証券会社から借りて取引をすることです。下落相場の時に利益を獲得できる方法ではありますが、借金をして取引をするので、自己資金以上に投資をしていることになり、損失した場合大きな損失をしてしまう可能性があります。初心者にはあまり向かない投資法です。
上記が投資を始めた初心者が注意するべき投資法です。場合によっては、大きな利益を上げる可能性もある投資方法ですが、その分リスクがあります。特に初心者はリスク管理することがまず大切です。参考にしてください。