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個人投資家はカモにされやすい?!〜個人投資家と機関投資家の情報格差について

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「カモ」という言葉は決してポジティブな言葉ではありません。株式投資の世界では個人投資家はカモにされやすいと言われることが多々あります。ではなぜ個人投資家はカモにされやすいのでしょうか?今回は、なぜ個人投資家がカモにされるのかを考えていきます。

機関投資家(ファンド)が個人投資家をカモにする?!

個人投資家をカモにするのは機関投資家(ファンド)と言われています。もちろんすべての機関投資家がそうではないです。一部の機関投資家がカモにしていると言われています。その理由は「レーティング操作」ができるからです。

レーティングとはプロの投資家(証券会社や運用会社のアナリスト)達が銘柄を分析調査をして投資判断をして発表をしています。いわゆる銘柄の格付けです。レーティングの発表の仕方は様々ですが、星の数だったり、強気・弱気や数字での表記だったりします。

そのレーティングを利用して個人投資家が格付けを見て、取引をすることを予想して機関投資家は取引の準備をしていたりします。これは古典的な手法でもあるようです。

個人投資家はどうしても情報が遅くなる。

個人投資家はどうしても情報鮮度がわるくなります。レーティングもその一つと言えます。レーティングが発表されたタイミングでは機関投資家にとってすでに知っている情報であり強気や買いの材料であればすでに購入していて、むしろ売るタイミングにかかっているでしょう。

あまり考えていない個人投資家であればこの場合、情報に飛びつき損してしまうでしょう。昔に比べるとインターネットが広まりスマートフォンの普及により、情報鮮度が良くなったかもしれませんが、個人投資家はどのように行動しても機関投資家と比較して情報量や分析力に勝てません。

個人投資家は本業があり兼業として株式投資をしている方がほとんどです。時間でも勝つことができません。では個人投資家がカモにされない為には、どのようにしていけばいいのでしょうか?

カモにされない為に!

ではどのようにしていけばいいのでしょうか?

基本的には長期投資を。

株式投資では短期投資・中期投資・長期投資とありますが、機関投資家などからカモにされてしまうのでは短期的に見ているからです。長期投資であればレーティング部分もそこまで気にすることもなく投資判断で迷うこともなくなるでしょう。

長期投資であれば毎月ドルコスト平均法でコツコツ投資をしていれば勝率が90%とも言われています。機関投資家は利益を確定しなければいけないので、早めに売買したりします。投資信託であれば報告業務もあるので一時的に売却をすることもしばしばあるようです。その為に個人投資家がカモにする可能性があります。ただそれも長期投資目的であればこちらもダメージを受ける可能性は低くなります。

情報弱者にならない。

株式投資だけではなく、投資関係の詐欺まがいのものだったり、銀行や証券会社からあまり理解していないまま投資信託を契約させられるのも情報弱者だからです。

情報弱者とは情報を知らないので情報に対して適した対応ができない人を言います。情報弱者でなければ自分自身で判断することができます。カモにならない為にも常に情報は最新のものを追ってきつつも勉強と経験を繰り返すことが大事だと思います。

以下の本は、個人投資家が10倍株(テンバガー)をつかむための考え方が書かれており、オススメの一冊です!著者は機関投資家の経験もあり、それを踏まえて個人投資家が如何に勝つかをこの本に詰め込んでいます!

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まとめ

今回は個人投資家がカモにされやすいという内容を見ていきました。確かに、書いたとおりプロの投資家と比べると、情報の量と質とも大きな差がありますから、何も考えずに漠然と投資をするだけではカモにされる可能性が高いですが、絶対にカモにされるというわけではありません。

個人投資家の最大の強みは、必要に迫られて売買をする必要がないというところにあります。例えば機関投資家は、顧客の資金を扱っているため、資金を引き出すため売らざるを得ない場面が出てきます。一方で、個人投資家の運用資金は個人のものですから、じっと機会を待つことができます。暴落した時には、機関投資家は売らざるを得ませんが、個人投資家はそのような場面でも買いを入れることができます。そういうときに買った株が大きく化けたりするのです。

また、個人投資家が賢明に投資を続けるためには、著名な投資家の著書を読んだり、SNSなどで成果を出している投資家の発言から学んでもいいと思います。

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