企業分析

企業分析-株式会社QDレーザ(6613)

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3C分析

今回はQDレーザ社を3C分析で見ていきたいと思います。

Customer(市場・顧客)

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半導体レーザ市場は既存用途に使われているものでは約1.27兆円あるとされていて、さらに潜在的なターゲットは約7,700億円程度あると考えられています。さらに4年後にCAGR8%伸びるとされています。

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当初はレーザデバイス市場を軸に主力製品等を開発販売し安定的な収益の確保をしてきましたが、次にレーザアイウェア市場を成長ドライバーいしていき最終的には検眼器等で売り上げを拡大していくようです。

Competitor(競合)

競合については、レーザ技術を持つ企業は国内・海外にはなく、 光通信用量子ドットレーザーを量産できるのは世界中でQDレーザ社だけのようです。

Company(自社)

他社には真似できない技術力があるのは1つ当然の強みとしてありますこれは20年を超える技術が蓄積されていてノウハウとなっています。ビジネスモデルを詳しく見てみると工場を所有しないファブレス体制となっていて、デバイス設計、結晶成長と完成品の評価のみをQDレーザが実施し、それ以外の工程は提携工場に委託しています。その為大きなランニングコストを抑えることができます。

まとめ

現在、スマートフォンの普及や仕事でPCが当たり前になっている為に視力の低下が著しく進行をしています。「視力が0.05以上、0.3未満」は、世界保健機関(WHO)は「ロービジョン」と定義していて問題視しています。そこの分野に今後どのくらい 「RETISSA」シリーズ含めて浸透できるかがまず成長のカギになる気がします。

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