企業分析-株式会社グリムス(3150)

企業分析
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今回は、エネルギーに関する様々な事業を展開するグリムスについて分析していきたいと思います。

企業概要

グリムスは2005年に設立した会社で、エネルギーコストに関する事業が祖業です。電子ブレーカーの販売もしています。

2007年にはオール電化のトレンドに乗り、IHクッキングヒーターやエコキュートの販売も行っていたようです。2010年には太陽光発電システムの販売も始めており、更に2013年には電力の需給運用ノウハウに長けたエナリスと提携し、エネルギーマネジメントシステムの販売も始めています。

その時々のトレンドに応じて、ビジネスを変えていることが伺えます。

また資本構成を見ると、表取締役社長の田中氏が47.8%の大株主でもあります。経営者が大株主であるということは、経営者の株価上昇インセンティブがありますので、投資しやすいですね。

事業概要

グリムスは3つの事業を展開しています。順番に見ていきましょう。

エネルギーコストソリューション事業

この事業は、電子ブレーカーやLED照明を売ったり、エネルギーマネジメントシステムを顧客に導入させることで、光熱費の削減を実現させます。

電子ブレーカーは、導入することで基本料金が下がりますし、LED照明を使うことで電力消費量を抑えて使用料金を下げることができます。

スマートハウスプロダクト事業

こちらは、太陽光発電システムや蓄電池、オール電化商品を販売する事業です。

最近の太陽光発電のコスト低下は著しく、導入メリットが年々大きくなっています。また、蓄電池を合わせて使うことで太陽光発電で貯めた電気を夜に使うことができます。

オール電化製品というのは、IHクッキングヒーターやエコキュートなどを指します。これらも太陽光発電の電気を使うことで光熱費を抑えることができるでしょう。

小売電気事業

こちらは、電気を販売する事業です。2016年に電力の小売全面自由化が行われたことにより、法人だけでなく家庭用にも販売できるようになりました。

これまで電気の利用に関する事業に取り組んでいる当社にとっては非常に相性の良い事業ではないでしょうか。

事業別利益の内訳について

それぞれの事業がどれくらい利益を出しているかを見ていきましょう。

目立っているのは、電力小売事業です。2018年から利益が出ていますがその後一気に比率を伸ばしています。2020年には利益の半分以上を占めるまでになっています。

ただ、電力小売は競争が激しいので今後もこの調子が続くかは注意が必要でしょう。

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