Twitterなどで株式投資の情報収集をしていると立会外分売というキーワードを
目にすることがあります。今回は立会外分売について簡単に解説をしていきます!
立会外分売とは?
立会外分売(たちあいがいぶんばい)とは、立会外とは取引時間外という意味をさしていて取引時間外に株を購入する(株が売り出される)という取引をいいます。
現物株式取引時間は、通常前場が9:00~11:30、後場が12:30~15:00となっています。
例えば、企業などの大株主が所有する株式が売れるケースなどになります。
なぜ時間外に売り出すのかというと、通常の取引時間内に大量の売り出しがあった場合に
株価が大幅に下落するリスクが高い為時間外にしているのです。
また企業が大量に保有していた株であり購入するのは個人投資家だったりするので
株主の数を増やすことにもなります。それが目的な場合もあります。
この立会外分売の特徴の1つとして、通常の価格よりも安く購入できる点があります。
要は割安で購入することができます。
だいたいが、2~5%ほど安い価格で株取引をすることができます。さらに立会外分売は、株式の購入手数料も無料となってます。
立会外分売のメリット・デメリット
では投資家目線でのメリット・デメリットを見ていきます。
立会外分売のメリット
まずは割安で購入できるという点です。
前営業日の終値から、数%割引(平均は3%くらい)で買えるのでお得です。
例)
2020/1/29 リックソフト 6,460円→6,267円
2020/1/29 Link-U 1,841円→1,785円
さらに株の購入手数料は無料なのでこちらもお得です。
立会外分売のデメリット
購入できる時間帯は「午後6時頃から翌朝8時頃」と時間外となるので人によっては
デメリットかもしれません。
また申込者が多い場合は、抽選で配分されることになるので絶対購入できるわけれはありません。
言うても株なので割引価格で購入しても翌日下落することはあります。
立会外分売を購入するには、まず立会外分売予定の銘柄や分売日を知る必要があります。
数週間前~前日の間に発表されるので各証券会社のサイトでチェックするといいでしょう。
ただ立会外分売は必ず儲けられるというものでもありません。
長期的に応援したい企業が立会外分売する場合はバーゲンセールだと思って購入してみてもいいと思います。