人生100年時代と言われ将来のお金に不安を抱える人が多くなってきています。そこで資産運用を意識し積立NISAを始める方が少しづつ増えています。
積立NISAは、投資信託という金融商品に積立投資を行います。その為自分でどの投資信託を積み立てるのかを選ばないといけません。
実は日本国内には約6000本以上のの投資信託があります。これから選ぶわけではありませんが
積立NISAはその中の約180本から選んでいけないといけません。
特に投資初心者の方はどれを選んでいいのかわからないと思います。そこで今回は初心者の方向けに1つ迷っていたらコレ!という投資信託をご紹介します。
「S&P500」に連動した投資信託を選ぶ
まずS&P500ってなんだ?となると思いますが、
「S&P500」とは、米S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が提供する、
アメリカの代表的な株価指数です。500という数字があるように、米国の主要な上場企業500社の株価をもとに算出されています。
その時価総額は米国株式市場全体の約80%をカバーしています。米国の主要企業に幅広く投資したいときに便利な指数というわけです。
ちなみに1982年から現在までのS&P500指数と日経平均のパフォーマンスの推移を見ると、

1987年のブラックマンデーや2000年代初期のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックを乗り越えた後も、米国経済は日本に比べ物にならないほど成長を続けてきています。
米国の成長性は高く今後も続くと予想されています。
<組入銘柄の時価総額上位10銘柄>
1 マイクロソフト
2 アップル
3 アマゾン
4 フェイスブック
5 バークシャー・ハサウェイ
組み入れされている銘柄はGAFAをはじめとするテクノロジー企業も入ってます。米国の代表的な銘柄に幅広く投資しているイメージです。
投資の神様であり、世界3大投資家の1人ウォーレン・バフェット氏は自分の亡き後の資産管理について家族に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と言っています。それほど20年ぐらい長期的な運用であれば「S&P500」は有効である可能性が高いのです。
主な商品はコレ
S&P500に連動した投資信託も数多くありどれ選んでいいのかわからなくなりますが、今回はその中でも人気な商品を2つご紹介します。
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
世界最大級の運用会社である「バンガード®」と「SBIグループ」が組んでる投資信託。人気な理由は信託報酬は少ないという点でしょう。手数料が低いです。
純資産残高は、約182億900万円とランキングでも上位にいます。ただSBI証券を通してではないと
購入はできません。注意が必要です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
低コストなS&P500連動の投資信託を購入したい場合は、MAXIS Slim 米国株式
も同じく運用コストを低く抑えることができます。三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズです。楽天証券でも購入可能になってます。
以上簡単ですが2つご紹介させていただきました。積み立てNISAは金融機関ごとに取り扱う商品も異なるので注意しましょう。参考にしてもらえれば幸いです。