スマートフォンが普及して早10年以上たちます。人々の暮らしを変えたといっていいぐらい革新的なものです。スマートフォンの普及により新しい市場ができました。それがスマホゲーム・アプリ市場です。一度はスマホでゲームを行ったことはあると思います。今回はスマホゲーム・アプリ関連銘柄の本命をご紹介していきたいと思います。
スマホゲーム・アプリ市場について
スマホゲーム・アプリ市場はスマートフォンの普及、いわばスマホの人口増加と共に成長をしていきました。2011年は約1,000万人に対して2020年には約8,000万人とスマホの人口は8倍増えています。日本国内の携帯はほとんどスマートフォンと考えていいでしょう。日本は、アメリカ、中国に次いで世界第３位のゲーム市場の規模があります。
スマホゲーム市場は2011年では約2,249億円でしたが、2020年では約1.3兆円と約6倍以上の市場成長しています。ただ直近3年間を見ると市場としての成長率は低く、成熟期に入ってきています。また最近は海外のスマホゲームにも人気があり海外勢からも目が離せません。
市場としての大きな成長は見込みにくいですが、ヒット商品が生まれると株価は大きく上昇します。いかにヒット商品を生み出し継続して利用してもらうのかがスマホゲーム市場には重要になってくると思います。
スマホゲーム・アプリ関連銘柄 本命5選！
今回は独断と偏見でスマホゲーム・アプリ関連銘柄の本命を5つご紹介します。
株式会社サイバーエージェント(4751)
2009年からサイバーエージェント社はスマホゲームの開発販売運営を行っています。ヒットした商品として「グランブルファンタジー」「RPG「この素晴らしい世界に祝福を！ファンタスティックデイズ」「シャドウバース」などがあります。ゲーム事業は株式会社Cygamesを筆頭にサイバーエージェント社の子会社である13社のグループが開発運営を行っています。 ヒット率の高さが特徴的でもあります。
株式会社ディー・エヌ・エー(2432)
ディー・エヌ・エー (DeNA) 社は、ソーシャルネットワークでもあるモバゲーから始まりスマホゲームの開発運営を行っています。IT企業の中でもスマホ・モバイル中心にはやく研究開発を行ってきています。今ではあの日本を代表する任天堂株式会社と業務・資本提携を行っています。その為ゲームタイトルが様々あります。「ポケモンマスターズ EX」「キン肉マン マッスルショット」 「HUNTER×HUNTER アリーナバトル」「ONE PIECE サウザンドストーム」などがあります。
グリー株式会社(3632)
グリー社はRPGからパズル、恋愛、アクションなど様々なジャンルのスマホゲームアプリを開発運営をしています。有名人気タイトルとして「探検ドリランド」「釣り★スタ」「神獄のヴァルハラゲート」などがあります。またワンピース・ガンダムなどともコラボしているゲームもあります。 「GREENEWS」などのコミュニティサービスも運営しているのが特徴です。PCゲームも開発販売をしています。
HEROZ株式会社(4382)
HEROZ社は、 人工知能(AI) を利用してサービスの企画・開発・運営を行っている会社です。AIを活用したスマホゲームの開発販売をしています。一番人気で有名なものは 「将棋ウォーズ」 です。AIを取り入れたゲームになっていて将棋好きはほとんど利用しているスマホゲームになっています。 通算対局数6億局・利用者550万人突破しています。他に 「ポケモンコマスター」「CHESS HEROZ]
「Backgammon ACE」 などAI技術を入れたスマホゲーム・アプリを提供しています。最近ではコーエーテクモと共同開発で 「三国志ヒーローズ」 をリリースしています。
株式会社ミクシィ(2121)
ミクシィ社は国内初でもある元祖SNSサービス「mixi」を運営している会社です。スマートフォン向けゲームも開発をしていて「モンスト」は大ヒット利用者5400万人を突破しています。モンストの影響で株価は30倍にも上昇した過去があります。スマホゲームとしては他にも「STAR SMAS」や「コトダマン」などのタイトルが有名です。今後もヒット作を生み出す可能性は十分にあると思います。
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