企業分析

企業分析-マネックスグループ株式会社(8698)

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3C分析

今回はマネックスグループは3C分析で見ていきたいと思います。

Customer(市場・顧客)

金融市場は全体で60兆円あるといわれていますが、その中でも証券業界の市場規模は約3.9兆円とそこまで大きくありません。ただ日本は海外に比べると預金が多く資産の約半分以上が預金の方が多いです。その為そもそも投資をしない、資産運用をしないという方が多い。証券業界としては、以下に投資をしてもらえるか、少額でも投資をしてもらえるかが今後の市場を伸ばすキーポイントとなってくるのではないでしょうか?

Competitor(競合)

インターネット証券の競合となるとSBIホールディングス、楽天証券、松井証券などが競合になってきています。口座数や売上高を見るとSBIホールディングスが独走しています。SBI証券は地方に活路を求めて約30の地銀と提携などをし、顧客基盤の拡大をさらに続けています。また20代、30代をターゲットとしたTポイントでの投資サービスを開始しています。楽天証券も楽天ポイントを使って投資できるサービスなどを展開しています。インターネット証券の手数料の値下げ合戦は厳しく新たに収益化をしていくことが重要になってきています。

Company(自社)

マネックスグループは米国株に強くさらに仮想通貨、仮想通貨取引所と連携できるというグループ全体の強みがあります。そして今後国内、海外での証券業務で安定をしていきながら次世代通貨ともされている仮想通貨業務(暗号資産)を今後伸ばしていくようです。アジア・パシフィック地域での新たな事業機会の創出をしていくことも構想ではあるようです。

まとめ

国内だけに視点を置くと今後市場として厳しそうなイメージがありますが、マネックスグループは香港、米、豪でも展開している為まだまだ伸びると考えられるます。そして仮想通貨分野でもサービスを展開できる強みがあります。

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