企業分析-AI inside(4488)

企業分析-AI inside(4488) サムネイル企業分析

今回は昨年(2019年12月)に東証マザーズに上場したAI insideの企業分析をしていきたいと思います。

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AI inside(4488)の事業内容

AI insideは、光学式文字読み取りのAIを開発して
AI技術を用いたOCRサービス「DXSuite」の提供などを行っている企業です。

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「DXSuite」は、元来手作業で行っていた、手書き書類のデジタルデータ化や、書類の仕分けなどを、AIによって、自動化するソフトウェアサービスとなっています。データ入力業務をAIでサポートすることを目的として開発されました。

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DX Suiteは日々の業務で誰もが使えるようにするため、ユーザインターフェースを備えています。

DX Suiteは 3つのサービスを構成しています。「Intelligent OCR」「Elastic Sorter」「Multi Form」というものです。

Intelligent OCR(基本サービス)

手書き、活字、FAX、写真で撮った書類まで、あらゆる書類を高精度でデジタルデータ化可能です。

Elastic Sorter(オプション)

書類の仕分けもAIで自動仕分け可能です。

Multi Form(オプション)

レイアウトが無数にある帳票でも、設定することなくAIが自動で読みたい項目を抽出し読み取り可能です。

DX Suiteは、現状独占的な市場シェアを獲得しています。

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一般的に市場を独占することで、高い利益率を生み出すことが出来ますが、システム開発、銀行、証券、保険、小売、エネルギー、物流、製薬、不動産、製造、印刷等、幅広い業種業態に問わず導入されています。

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どの業界でも人手不足や、直近のコロナウィルスの影響で働き方改革が追い風となっています。その為、簡単な作業こそAI・人工知能を利用するということに期待が集まっています。

業績について

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上場時に公表していた業績予想よりも、修正後業績予想を上方修正しています。

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契約数増加によりユーザー数も増加傾向にあります。

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AI insideの売上高の計上方法には「セリング型売上」「リカーリング型売上」の2つがあります。

■セリング型売上

特定の取引毎に計上される収益形態です。

■リカーリング型売上

顧客が当社のサービスを利用する限り継続的に計上される収益形態です。

セリング型売上は、初期費用の部分で、リカーリング型売上は月額費用の部分となります。要はストック型です。リカーリング型売上が大幅に上昇しています。リカーリング型売上は安定的な収益があるということが1つ言えます。

3C分析

今回は3C分析で AI inside を見てみます。

Customer(市場・顧客)

ターゲットとなるのは、主にBtoB(対企業)となります。
その中でデータ入力などの「単純業務」をしている企業がターゲット。ほとんどの企業が対象になるのではないでしょうか。

また市場では、生産産年齢人口が減少している為企業は生産性の向上・業務の高付加価値化が求められています。特に単純作業は効率化必須になってきます。

Competitor(競合)

競合、類似企業は以下ではないでしょうか?

RPAホールディングス(6572)

事務作業代行ソフト『ビズロボ!』の提供や人材関連の成果報酬型広告サービスなどを展開しています。

テクノスジャパン(3666)

SAP中心にERPソフトの導入を支援するITコンサル。
従来のシステムインテグレーションの経験を活かしコスト削減や効率化を重視するSystem of Record(SoR)の領域を得意としています。

コムチュア(3844)

クラウド主力の独立系SI。AIやRPA(業務自動化)に強みです。RPA(業務自動化)の開発に力を入れています。

上記は業務効率を改善するサービスが中心となっています。
RPAと呼ばれる分野です。
幅広くAI業界を見るのであれば、ALBERT(3906)・PKSHA Technology(3993)・HEROZ(4382)も競合になってきます。

Company(自社)

コンピュータビジョンを中⼼とした製品を開発、提供して、機械学習、深層学習、強化学習を⾏えるAIの学習基盤が、あることが強み。また導入企業も幅広いという点も特徴であり強み。

画像処理/DNNによるOCRエンジン用教師データを無限に生成できる独自の仕組みを開発している点。
業界No.1の読み取り精度を実現しているといえます。レイアウト認識から自然言語処理まで全てをAIで行い、フリーフォーマットや乱筆文字、デザインフォントに対しても高い精度で読み取りが可能な点が商品の優位性でもあります。

またAIを導入するというと、高価格なイメージですが、
AI insideは高価値なAIを低価格で販売しています。コアテクノロジーである「AI inside Learning Center 」を自社利用だけではなくユーザに利用してもらい、事業拡大=プラットフォーム戦略をイメ―ジしています。

まとめ

AI insideは東証マザーズに上場した時、株価は公開価格3600円に対し初日終値は1万4900円と爆上がりしました。さらに2019年2月12日の第2四半期決算と業績予想の上方修正を受けて、翌日にはストップ高となり2万1360円まで上昇しています。投資家に人気がある銘柄です。

注目される理由としても、労働生産性の向上が求められている日本。AI inside 株式会社が開発するサービスはまさにその課題を解決するものです。

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