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企業分析-BASE株式会社(4477)

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3C分析

今回は基本的な3C分析でBASE社を分析していきます。

Customer(市場・顧客)

ターゲットとなるのは、
・国内の個人、法人
・ITリテラシーはあまり高くない層。
・販売するモノはあるが、売り方がわからない。通販を行っていない又は、
 楽天やAmazonのみ。

が主なターゲットになると思います。また趣味で何か販売しようとする人も
BASEは利用できるので1つのターゲットになるかなと。

Competitor(競合)

BASEの競合は「STORES.jp」が一番ではないでしょうか?STORES.jpも同じく無料でECサイトが作成できます。
一番の違いは、販売手数料はSTORES.jpの方が低いです。とにかく安さを取るのであれば、ユーザーはSTORES.jpに流れるでしょう。
上場もしていないので詳しい詳細はわかりませんが、毎月10,000店舗開設をしているようです。

最近は、「Shopify」という全世界175カ国で利用されているものもあります。
Shopifyは月額がプランによってかかります。グローバル化なので多言語、他通貨設定に対応しています。

上記の2つが主に競合。

Company(自社)

BASEの改めての特徴は、
・基本料金が無料
・決済手数料が安い
・商品の登録数が無制限
・管理画面での操作はシンプルでカンタン
・ECオーナーと顧客のコミュニケーションをとれる機能がある

です。また競合と比べると上場したことによる信用もあるでしょう。
CMも流しているのでこのコロナの期間に認知度は広まったんではないでしょうか? 顧客のコミュニケーションをとれる機能は、つながりができるので、ライフタイムバリューにつながると思います。

まとめ

市場規模は増加傾向です。まだまだ国内のEC化率が低いのです。特にアパレルなどは全体の10%程度しか広まってないといわれています。今後もまだまだ伸びしろがあると言えます。

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とはいえ、開設数が伸びても購入者がいなくなる収益も減ってしまうので、いかに開設後に購入率を増やすかが今後ポイントになってくるのではないでしょうか?
さらに現在はSNSからでも購入できるようになってきているので、競争は激しくなって
くると思います。

参照元:
BASE株式会社
2020年12月期第1四半期決算説明会資料

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