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企業分析-株式会社サイバーセキュリティクラウド(4493)

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3C分析

今回は3C分析を使ってサイバーセキュリティクラウドを見ていきます。

Customer(市場・顧客)

近年、インターネット技術やAI技術の進化によりWEBシステムへのサイバー攻撃の手口がとても多くなっています。
加えて、AIを悪用したより複雑な攻撃や、未知のサイバー攻撃(ゼロデイ攻撃)が今後増加していくことも予想されています。
サイバー攻撃は過去10年間で約58倍にまで急増しているというデータもあります。
AIやBOTなどを活用した複雑な攻撃や、未知の攻撃に対応していくことは急務となっています。
また2020年もっとも人々を苦しませているコロナウィルスの影響でテレワークの普及があり企業もよりセキュリティには力を入れています。

元々、セキュリティ業界は、各企業のセキュリティ製品におけるクラウドサービスの利用拡大や、対策を外部に委託するケースが増えています。
2022年の市場予想では5735億円になると言われていてさらに、Webセキュリティ市場の成長率が最も高いと予測されています。
SaaS型製品が好調なWAF(Webアプリケーションファイアウォール)が市場をけん引していくと推測されているのです。
大手でけではなく、中堅・中小企業における新規導入需要が拡大しています。市場としては今後の成長が見込まれています。

Competitor(競合)

攻撃遮断くんの代替となる競合製品としては、
トレンドマイクロ株式会社が提供する「Trend Micro Deep Security」やバラクーダネットワークスジャパン株式会社「Barracuda Web Application Firewall」などがあります。
アクセンチュアやセコムなどもクラウドセキュリティサービスを展開しています。
ただ他の企業に比べてもサイバーセキュリティクラウドはWAFの専門性が高く、自社開発であり国内で一番の導入数があることから頭1つ抜けているのであ
ないでしょうか?

Company(自社)

強みは、世界トップレベルのセキュリティ技術がある点ではないでしょうか?またAIを用いている為ディープラーニングで学習し続けます。
AIによるWeb攻撃検知技術・AIによるルール自動運用最適化技術・脅威情報監視チームなどの技術を基盤としてサービス提供している点は強いです。
世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーにも認定されているため評価も高いです。またストック型のビジネスモデルのため、短期的な景気変動の影響は受けにくいのも特徴的です。
コロナウイルスを要因とする解約等もほとんどなく短期的な業績への影響もないです。

まとめ

年々あらゆるサービスがインターネットを通じて普及しています。5Gの普及が進むとより日常生活やビジネス面で利便性が向上していきます。
その分クラウドを利用するのでサイバー攻撃の数も増加していくに違いありません。そうなるとセキュリティ対策は必須になっていきます。
にあり、Webセキュリティ対策が当たり前になってくるでしょう。国内だけではなく海外展開というところも気になるところです。

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