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企業分析-株式会社MonotaRO(モノタロウ-3064)

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業績について

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売り上げは順調に伸びています。特に個人等の新規顧客獲得が好調のようです。
新型コロナウィルスの影響で衛生用品中心に関連商品の販売も増勢していると。
配送料、人件費もかかりながら最高益更新しています。

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上記を見ると時代の流れがわかりますね。昔はWebからの注文は3割程度でしたが、今では9割以上。テクノロジーに上手く対応したからこその顧客数384万です。

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海外では苦戦をしているようです。目立った売り上げが立っていないようです。

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<株価>※2020年8月12日時点

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着実に成長を続けているMonotaRoは、株価も右肩上がりで特にコロナが追い風となって伸びています。海外市場での今後の展開次第では、長期的に見れば「買い」かもしれません。

3C分析

今回は3C分析で MonotaRO社を見ていきたいと思います。

Customer(市場・顧客)

間接資材の市場規模は5兆円~10兆円とも言われています。
間接資材を大きく考えたときに似たようなサービスでASKULがあると思いますが、
ASKULはASKULは30兆円と見積もっているようです。市場としてはとても大きいです。
またMonotaROの取引先の多くが中小企業です。日本のほとんどの会社は中小企業です。
その分マーケットもあるのです。大企業の1つに依存することないのも良い点でしょう。

Competitor(競合)

MonotaROの競合は、アールエスコンポーネンツという企業のようです。
アールエスコンポーネンツは研究開発や保守、メンテナンスなどの分野で使用する電子部品や半導体などの産業・工業部品をカタログ販売しています。扱っている商品で被る部分もありますが、MonotaROの方がネット販売においては強いと思います。
他でいうと、AmazonのBtoBサービスは、もしかすると競合になる可能性があります。

Company(自社)

MonotaROの強みは取り合つけっている商品や商品点数、そして仕組みの部分ではありますが、他に運営するMonotaROはエンジニアが多数所属しているという点が隠れた強みではないでしょうか?
マーケターの多くがプログラミングを行うという日本有数のテック企業とも言われています。ECサイトは改善をしていくために、特に分析力が必要になってきます。約90名が在籍するデータマーケティング部門の実に約6割がエンジニアで、残りがマーケター、データサイエンティストとUI/UXデザイナーらしいです。レコメンドなどのアルゴリズムも自前に行っているとか…ECサイトの売り上げをの伸ばすには欠かせないデータサイエンティストがいるという点は強みでしょう。

まとめ

コロナによりECサイトで購入するのがさらに当たり前になりました。その為国内の売り上げはさらに伸びてはいくと思います。MonotaROはなくてはならない存在になっていると思います。今後重要な部分は、海外事業ではないでしょうか?今のところ海外では目立った業績があげられていない状態にあるかと思います。


さらなる成長のために、海外市場を獲得することは必須でしょう。

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