企業分析

企業分析-株式会社ブレインパッド(3655)

PEST分析

今回はPEST分析でブレインパッドを分析していきたいと思います。

Politics(政治的)

「ビッグデータ」という観点では、日本政府がビッグデータの活用を推進するための基本的な方向性を発表している。※平成24年
=国としてもビッグデータの活用は今後重要であるということ。
ただ、ビッグデータの適正な利用活用ができる環境整備は整っていない状態。法律がどのように今後変わっていくかは不明。

Economic(経済的環境要因)

市場調査会社が調査等でも報じているのは、データ活用関連ビジネスを取り巻く市場は、
年率20%を超える成長を続けるものと予想されている。今後市場はどんどん伸びていく。

Social(社会的環境要因)

市場が伸びていくので、データ活用を支援する人材・人的サービスへの需要が高まるだた同時に新興企業や隣接業界から当市場への参入も想定されます。
さらに5Gのサービス開始により、データか取得がさらに容易になると考えられる。

Technological(技術的環境要因)

インターネット技術の発達や、スマートフォン・タブレットなどモバイル端末の普及により、広告や消費者行動がマスメディア(テレビや新聞・雑誌等)から、インターネット中心に変化。
現時点で広告費はテレビをインターネットが上回った。

上記を見ると、業界的に明るい兆しはまだまだ続くと予想されます。

まとめ

今後も大きな成長が見込まれるビッグデータ、AI、IoT市場の中心にいる企業であり、
5Gのサービス開始によりさらに企業はデータを保有しやすくなると考えられます。
そうなると企業はマーケティングなどに使うため保有データを分析してほしいというニーズがさらに伸びていくでしょう。
ただ分析できる「人材」が今後の悩みになってきそうです。現在ブレインパッドは人材開発に力を入れていますが雇用が厳しくなっている今、この点が成長できるかどうかになるかもしれません。

※資料参照:2019年度6月期決算説明会資料

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