企業分析

企業分析-株式会社メドレー(4480)

企業分析-株式会社メドレー(4480)

業績について

高い売上高成長率を継続しています。ジョブメドレーを展開している人材プラットフォーム事業が売り上げの8割強を占めています。ここ1年で大きく売り上げを伸ばしています。

事業の黒字化と共にさらに積極的投資も行っています。特に採用活動で「人」に投資をしているようです。

PEST分析

今回はPEST分析でメドレーを分析していきたいと思います。

Politics(政治的)

医療ヘルスケア業界におけるデジタル活用の推進に向けた法整備が進んでいる。
2019年11月には、オンライン診療実施時などにおいて、オンラインで服薬指導が可能となる改正薬機法(改正医薬品医療機器等法)が成立しました。

Economic(経済的環境要因)

社会保障費の増加。少子高齢化により高齢者の医療費・介護費が拡大。今後今までの若い世代の税金でカバーしていた部分が危なくなる。また民間企業がヘルスケア領域を戦略に取り入れる初めていて企業として取り組むが始まっている。

Social(社会的環境要因)

少子高齢社会・人手不足という市場はメドレーにとって追い風となります。7人に1人が75歳以上の高齢化になると言われ、高齢者人口の割合が年少人口の割合よりも高くなります。よって病院に足を運ぶ方も多くさらに医療スタッフが必要となってきます。
またコロナショックにより社会的に「リモート」「遠隔」が以前よりも身近に感じている方は多くなったと思います。

Technological(技術的環境要因)

5Gの普及により、さらにインターネットの利用・クラウド化が進んでいくでしょう。クラウド化することで運用管理面などの不要からサーバーコストも抑えれるでしょう。5Gになるとより医療処置のリモート制御が変革します。

まとめ

社会的に医療分野における人材採用プラットフォームは需要が高いと思います。その為ジョブメドレーの普及は続いていくでしょう。CLINICSのサービスが今後定着していくかがカギとなるとおもいます。高齢化・人手不足なので医療分野で遠隔診療技術は必須だと思いますが、サービスを定着させてさらに質を向上するのが求められると思います。高齢者の方々はスマホを利用できるのかという点もポイントな気がします。どこの国よりも高齢化社会になるのは日本です。このマーケットである程度成功すれば海外進出も視野に入ってくるのではないでしょうか。

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